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一般社団法人日本建設機械施工協会|Japan Construction Machinery and Construction Association

ショベル技術委員会

ショベル技術委員会

今月の写真

 
ヤンマー建機   ViO80-1B コベルコ建機   SK200-10

概要

2007年の世界の全建設機械の総販売台数はおよそ100万台ですが、そのうちの約5台に1台は油圧ショベルです。その油圧ショベルの基本設計は、圧倒的に日本の技術が使われています。

結果として、日本の基本設計による油圧ショベルは、今や全世界の80%を占めていると言われています。当委員会では、ミニショベルも含めた油圧ショベルに関する技術面での様々な検討や討議を行っています。

油圧ショベルの需要

全世界における油圧ショベルの販売台数

委員リスト

会社名・所属
 (株)加藤製作所

    キャタピラージャパン(同)

 (株)クボタ
 国土交通省
 コベルコ建機株式会社
 コマツ
 住友建機(株)
 (社)日本建設機械化協会 施工技術総合研究所
 日立建機(株)
 北越工業(株)
 ヤンマー建機(株)

活動報告

平成21年度活動報告

  1. ホームページ コンテンツ改廃・追加
  2. 「JCMAS H020 土工機械-油圧ショベルの燃料消費量-試験方法」を見直し、
    「JCMAS H020 土工機械-エネルギー消費改善の試験方法-油圧ショベル」改訂提案実施
    (ハイブリッド型、電動型油圧ショベル、ミニショベルへの適用拡大)
  3. JIS A 8340-4「土工機械-安全-第4部:油圧ショベルの要求事項」改訂提案実施
  4. 日本建設機械化協会編纂「日本建設機械要覧」油圧ショベル編の編集協力

平成20年度活動報告

  1. ホームページ コンテンツ改廃・追加
  2. ダム建設現場におけるアクセスガイドラインの決定を受けて、各社展開
  3. 7月技術連絡会にてCONEXPO2008展示会報告実施
  4. ミニショベルにおけるブレーカ使用の件 10月27日正式に協会資料として発行
  5. ISO国際会議参加(10/末北京にて)(エネルギー消費試験方法)
  6. 12月 技術連絡会にて「世界最大級油圧ショベルEX8000の開発及び稼働状況について」報告

平成19年度活動報告

  1. 環境保全 ・建設施工の地球温暖化対策検討分科会の一環として油圧ショベルの燃費測定法  の普及推進
  2. 国際整合化 ・JISのISOへの整合化、ISO規格への反映に協力
  3. IT、情報化 ・ホームページ  H19年11月20日公開開始

平成18年度活動報告

  1. 環境保全 ・建設施工の地球温暖化防止対策検討の一環として油圧ショベルの燃費測定法の  検討(JCMAS H020改定)
  2. 国際整合化 ・JISのISOへの整合化、ISO規格への反映に協力
  3. IT、情報化 ・ホームページ内容検討(H19年度に活動継続)

What’s New

各社ニュースリリース

ショベルメーカの最新トピックスを紹介しています。 ボタン又はメーカ名をクリックしますと各メーカのホームページにリンクします。

レポート

用語集

後方超小旋回形油圧ショベル、超小旋回形油圧ショベルとは

後方超小旋回形油圧ショベルとは

旋回時に車体後方の安全が確保されるよう後端旋回半径比が120%以内で、 フロント最小旋回半径比は120%を超えるショベルです。

超小旋回型油圧ショベルとは

狭い空間 で作業するため、後端旋回半径比、フロント最小旋回半径比ともに120%以内のショベルです。

なお、JIS A8308、JIS A8340-4では

超小旋回形油圧ショベルとは作業装置を装備した上部旋回体が、下部走行体全幅(クローラ全幅)の120%以内で全旋回できる油圧ショベルと定義しています。

後端旋回半径比: 油圧ショベルの上部旋回体後端部がクローラ全幅(注1)の1/2に対しどの程度突き出しているかを示すもので次の式で表わされる。
後端旋回半径比(%)= (後端旋回半径)X2/(クローラ全幅)X100
フロント最小旋回半径比: クローラ全幅(注1)の1/2に対するフロント最小旋回半径の割合を示すもので次の式で表わされる。
フロント最小旋回半径比(%)= (フロント最小旋回半径または機体前部の旋回中心からの最大距離)X2/(クローラ全幅)X100
(注1)但し、クローラ全幅とは、左右のクローラベルトが拡張可能な構造の場合、作業時(最大に拡張された状態)のものをいいます。

油圧ショベルの転倒時保護構造(EOPS)について

 油圧ショベルの用語

JCMAS「日本建設機械化協会規格」

JCMAS番号 規格名称
H018 6トンを超える油圧ショベル
転倒時保護構造(EPOS)
-試験方法及び性能要求事項
H020 土工機械
-油圧ショベルの燃料消費量
-試験方法

日本工業規格(JIS)

規格番号 規格名称
JIS A8308 土木機械-基本機種-用語
JIS A8340-1 土工機械-安全-第1部:一般要求事項
JIS A8340-4 土工機械-安全-第4部:油圧ショベルの要求事項
JIS A8403-1 土工機械-油圧ショベル-第1部:用語及び仕様項目
JIS A8403-2 土工機械-油圧ショベル-第2部:仕様書様式
JIS A8403-3 土工機械-油圧ショベル-第3部:性能試験方法
JIS A8403-4 土工機械-油圧ショベル-第4部:バケット定格容量
JIS A8403-5 土工機械-油圧ショベル-第5部:掘削力測定方法
JIS A8421-3 土工機械-ローダー-第3部:バケット定格容量
JIS A8921 土工機械-ミニショベル横転時保護構造(TOPS)-性能試験方法及び性能要求事項
JIS A8922 土工機械-油圧ショベル-運転員保護ガードの試験及び性能要求事項

規制・規格

排出ガス規制

特定特殊自動車排出ガス規制について

騒音規制

昭和58年より、所定の騒音基準値を満たした建設機械を「低騒音型建設機械」として指定し、生活環境を 保全すべき地域で行う工事での使用を推進していますが、平成9年(1997年)10月1日より測定方法を 国際規格と合わせた規格を導入しています。

現在の「低騒音型建設機械」の主要機械の騒音基準値と測定方法は以下となります。

60-1

規制の詳細については

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